Sanatorium

療養所。或いは備忘録として。

猟銃について

射撃や狩猟をそれぞれの理由や動機で始めたいと願っている僕や貴方はその必要性に於いて猟銃又は空気銃を手に入れたい。日本には銃砲刀剣類所持取締法という銃砲や刀剣類の取締まりを目的とした法律があり、僕たち国民は法令に基づき職務の為に所持する場合を除き、原則として銃砲や刀剣類の所持は禁じられている。 原則禁じられてはいるものの、その必要性に於いて猟銃又は空気銃の「所持許可」は受けることができるようだ。「免許」は存在しない。 所持許可を受けるにあたり、ある一定の基準を満たしておかねばならない。 例えばその一定の基準であるとか、所持許可申請のために必要な書類及び手順であるとか、警察署での面談であるとか、身辺調査であるとか、諸費用であるとか、そのようなロードマップについては[猟銃 所持 手順]とかそれらしいワードで検索すれば親愛なる先達たちが素晴らしい記事をたくさん遺してくれている。僕もそれらの幾つかを参考にした。提出書類の収集、記入、提出、面談、身辺調査は確かに少なくない時間と手間と費用と労力が掛かるものではあるが、ここに於ける僕や貴方の熱意はそれらを軽々と乗り越えるもので、本来であれば煩雑と感じるあれこれも難攻略なゲームであると捉え嬉々としてその足取りは重くはないはずだ。頑張ろう。

 

四年前。平成末期に書いたもの。ここから周囲の理解者の力添えなど頂戴して所持許可を得ることができ、今日に至る。しかし修練の頻度は月イチ程度であり腕前はずっと初心者である。弾の譲受許可の手続きや射撃場までの移動等々、すべてがそこそこに面倒なのだがそれは言い訳としては使えない。承知して始めているのだから。ここ一年の言い訳は「コロナ」である。